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2023年3月7日～9日の約３日間にわたり、南アフリカ共和国ヨハネスブルグ市にて、JICA主催の「第2回サブサハラアフリカ水道事業体幹部フォーラム」が開催されました。当社は、本フォーラムの企画運営の支援を実施しました。

本フォーラムの目的は、同地域の水道事業体の幹部らが互いの課題・取り組み事例を共有することで、自らの課題解決や事業改善を促すとともに、国境を越えたネットワーク構築の場を提供することです。このようなフォーラムの定期開催は、JICAが掲げる水分野のクラスター戦略の一つ「水道事業体成長支援―都市水道―」におけるプラットフォーム活動と位置付けられています。JICA技術協力の実績がある事業体を中心に、計11か国（エチオピア、ケニア、タンザニア、ウガンダ、ルワンダ、ザンビア、マラウイ、モザンビーク、マダガスカル、ナイジェリア、南アフリカ）の17事業体から、総裁・CEOら計27名が参加しました。

当日プログラム：
【1日目】AM：基調講演、PM：先進的な取り組み事例の発表（5事業体）
【2日目】AM：グループディスカッション、PM：ヨハネスブルグ水道の現場視察
【3日目】AM：グループディスカッションの結果報告、「Key Takeaways^※」の作成・発表
※本フォーラムで得たヒントや継続検討した課題を、事業体毎にまとめたもの。

上記プログラムを通じ、国や環境等は異なっていても、サブサハラアフリカ地域の水道事業体が抱える課題は共通であり、本フォーラムのような「学びあいの場」を設けることの重要性が改めて確認されました。今後は、本フォーラムのフォローアップ活動を約半年間行い、事業体幹部らがより自由なテーマで意見交換や事例紹介を行えるプラットフォーム作りを進めていく予定です。